御前山で出会った花たち2

「御前山で出会った花たち」のつづき(その2)です。

【8】セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)、キンポウゲ科ヒエンソウ属

の1年草です。葉の形が「セリ(芹)」に似ていることところから「セリバ

(芹葉)」、花の形を燕が飛ぶ姿に喩えて「飛燕」、それで、「セリバ

ヒエンソウ(芹葉飛燕草)」とつけられました。↓

ヒエンソウ1

【9】タチツボスミレ(立坪菫)、スミレ科スミレ属の多年草です。

(立坪菫)の坪とは庭を指し、身近に見られて立つように生えること

から、この名前になりました。↓

タチツボスミレ

【10】チゴユリ(稚児百合)、チゴユリ属の多年草です。

小さくて可愛らしいことから「稚児ユリ」となりました。↓

チゴユリ

【11】ツクバネウツギ(衝羽根空木)、スイカズラ科ツクバネウツギ

の落葉低木です。木の姿がウツギに似ており、果実に残る5枚の萼片が

はねつきの衝羽根(ツクバネ)に似ていることから、この名前になりました。↓

ツクバネウツギ1

【12】ニリンソウ(二輪草)、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。

一つの茎から2輪ずつ花茎が伸びることから、この名前になりました。↓

ニリンソウ3

【13】ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草)、ナデシコ科ワチガイソウ属の

多年草です。ヒゲネは、「髭根」の意で、ワチガイソウの仲間で主根に細い

ひげ状の根があることからで、ワチガイソウは江戸時代、名前が分からなく

て、○○草と付いていたそうです。 この○と○が輪違紋の記号に似てい

るところから、 名前の分からない、ワチガイソウと名付けられたそうです。↓

ヒゲネワチガイソウ

【14】ヒトリシズカ(一人静)、センリョウ科 チャラン属の多年草です。

が咲く姿が、源義経の愛妻、静御前が舞を舞う美しい姿に見立てて

付けられました。↓

ヒトリシズカ1

【15】フタリシズカ(二人静)、センリョウ科の多年草です。

静御前とその亡霊の舞姿を2本の軸にたとえたことから、この名前に

なったそうです。↓

フタリシズカ

【16】フデリンドウ(筆竜胆)、リンドウ科リンドウ属に分類される越年草

です。「リンドウ」の名は漢名「竜胆」の日本語読みの「りゅうたん」から転訛

したという説が一般的です。 「筆」は、花が閉じた形が、筆に似ていること

から、この名前になりました。↓

フデリンドウ2

【17】ミツバツチグリ(三葉土栗)、バラ科キジムシロ属の多年草

です。根茎が太く、部分的に塊状になるので、その部分をクリの実に

例え、また葉が三出複葉なのでミツバツチグリになったそうです。↓

ミツバツチグリ1

【18】ヤマウツボ(山靫)、ハマウツボ科ヤマウツボ属の多年草です。

山に生育し、花穂の形が戦国時代の武将が矢を入れた靫(うつぼ)に

似ていることから、この名前になりました。ブナ科やカバノキ科の樹木の

根に寄生して栄養をとりこむ寄生植物で、葉緑素を持っていないので

す。今回が始めての遭遇でした。↓

ヤマウツボ1

【19】ヤマシャクヤク(山芍薬)、ボタン科ボタン属に分類される

多年草です。山地に自生し、全体がシャクヤクに似ていることから、

この名前になりました。もう少しで咲くでしょう。↓

ヤマシャクヤク2

【20】ラショウモンカズラ(羅生門葛)、シソ科ラショウモンカズラ

の多年草です。ラショウモンカズラは、羅生門葛の意で、ラショウモンカ

ズラの太い花冠を、渡辺綱が京都の羅生門で切り落とした鬼女の腕

になぞられたことからついたとされていますが、いまひとつ良くわかりませ

んね。↓

ラショウモンカズラ2

ラショウモンカズラ1

花がいろいろ見られる良い季節になってきました。

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